当院は昭和44年に開設し、長きに渡り地域に必要とされ・地域に根ざした病院を目指して日々精進を続けています。開設当時は周囲に病院が少なく、救急を含めた急性期医療が今以上に必要とされていました。時代と共に役割分担の概念が広まった時、呉地域に必要であり整形外科医の私ができることはリハビリテーション専門病院の設立だと思い至りました。
以前のリハビリテーション医療は必要とするリハビリの質と量が不足し、充分な機能回復ができず歩行障害等が残ることがありました。当院は設備や人員を増強し医療の質の向上を行うことで、患者様の回復をまっすぐに追い求めています。
当院には呉医療センター・呉共済病院・中国労災病院より多数の回復期リハビリテーションの患者様が転院してこられます。退院時には患者様の医療成果(アウトカム評価)が最高となるよう職員一丸となって努めています。また職場を通じて一人ひとりの職員の人生が実り豊かなものになるよう、より一層努力を続けて参る所存です。